ディスクール
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ディスクール(フランス語:
discours
)は、言語・文化・
概要 [ 編集 ]
当初は言語学において考え出された概念であったが、ミシェル・フーコーの『言葉と物』および『知の考古学』を経て、哲学や
社会学でも用いられるようになった。批評
用語としての「ディスクール」はフーコーが託した意味を引き継いで使われることが多く、単なる言語
表現ではなく、制度や
フランス語における意味は物事や考えを言葉で説明することであり、フランス語の普通名詞としては「演説」「論述」などの意味も持つ。しかし、日本語において「ディスクール」が使われる場合は、ミシェル・フーコー的な「言語表現の総体」を意味することが多い。
フーコーによれば、言語によってなされた個々の表現は「エノンセ」(
脚注
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参考文献 [ 編集 ]
- ミシェル・フーコー 著、小林, 康夫、松浦, 寿輝、石田, 英敬 編『フーコー・コレクション〈1〉狂気・理性』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2006年5月。 ISBN 978-4-480-08991-5。
- 中山元『思考の用語辞典―生きた哲学のために』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2007年2月。 ISBN 978-4-4800-9049-2。